宮之浦岳~縄文杉~白谷雲水峡 縦走ツアー&島巡り 〈 屋久島現地集合4日間〉
- 基本情報
- スケジュール
- 催行予定日・ツアー代金
- 服装・装備
- 旅行条件・その他
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大自然に心底ひたるには奥深い山のなかに泊るのが一番ですが、屋久島の山小屋は無人の避難小屋のみ。
したがって1泊2日のこのコースは、寝袋や食料を背負ってのハードな登山です。しかし、それだけに最高の達成感を得られます。
変化に富んだコースの景観の美しさ、面白さ、充実度、満足度はすべて一級品。
「山岳の島」「太古の森の島」「水の島」といわれる屋久島をまるごと体感します。
登山道は全体によく整備されており、技術的に難しいところはほとんどありません。
通常は淀川登山口から登りますが、天候により逆コースとなる白谷雲水峡から入ることもあります。ツアーポイント
- 屋久島現地で集合・解散の、宮之浦岳~縄文杉~白谷雲水狭(山中1泊)縦走登山です。
- 集合時から解散までの4日間はすべて現地スタッフ、ガイドがご案内します。
安心お任せツアーです。 - 山中の宿泊は新高塚小屋(無人避難小屋)、またはテント泊となります。
- 1名でのご参加大歓迎です。
コースのみどころ
世界自然遺産登録地域の核心部を縦断する白眉のコースです。宮之浦岳山頂から平石、第2展望台間は牧歌的な雲上の散歩道。
樹林帯に入ると屋久杉の巨木のもりを赤いヒメシャラの群落が明るく彩ります。
宮之浦岳~縄文杉間の径は日帰りでは味わえない隠れ名コースです。
2日目は天気が好ければ、縄文杉までひとがんばりして、そこでゆっくりと朝食をとります。
静寂の縄文杉とじっくり心ゆくまで対面できるのが時間にゆとりのある山中泊コースのうれしい特典です。ガイドからのアドバイス
- 南の島の稜線は紫外線が強烈です。日焼け止めはしっかりと。
- 宿泊予定の新高塚小屋 は標高1500m。麓よりは気温が10℃前後低くなるので、夏場でも薄めのフリースなど防寒着が必要です。
- 南の島の山の中は虫が多いと思われがちですが、意外に少なく、このコースではヤマビルもまずいないのでご安心を。
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スケジュール
- 旅行前
- 出発前に打合わせ
- ご旅行の前に電話で打合わせを行います。ご要望やご不明ご不安なところもお聞きし、安心して出発していただきます。
- 1日目
- ようこそ屋久島へ!
- 15:00~16:00
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ツアー打合わせ屋久島空港、宮之浦港にスタッフがお迎えにまいります。
ビジターセンターにて、ツアースケジュールの打ち合わせ、登山装備のチェック、レンタル品のサイズ合わせなどを行います。
- 17:00~17:30
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宿にお送りガイド協会おすすめのお宿にお送りします。明日にそなえてゆっくりとお休みください。
- 2日目
- 宮之浦岳を越え新高塚小屋へ
- 4:30宿お迎え
- 送迎車にて登山口へ。
- 6:00淀川登山口
- 標高1370m(WCあり)朝食、ストレッチ、準備万端ととのえてスタート。
- 淀川小屋
- (水場、WCあり)
- 花之江河
- 標高1640mにある日本最南端の高層湿原。
- 黒味岳分岐
- 投石平
- (手前に水場あり)展望良。ここでやっと宮之浦岳が姿を現します。
- 翁岳分岐
- (手前に最後の水場あり)携帯トイレブース有り。
- 12:00宮之浦岳山頂
- 天候が好ければ360度のパノラマを楽しみながらお弁当です。
- 焼野三叉路
- 永田岳方面との分岐点。
- 平石岩屋
- 雲上の散歩道。広々とした稜線づいた登山道が続きます。
- 坊主岩
- 第二展望台
- 仰ぎ見る宮之浦岳、翁岳の雄姿に魅せられます。
- 第一展望台
- 雲上の散歩道。広々とした稜線づいた登山道が続きます。
- 16:00新高塚小屋
- 標高1460m(水場、WCあり)約40人泊まれる無人の避難小屋。小屋またはテント泊です。
- 3日目
- 黎明の縄文杉から白谷雲水峡へ
- 6:00新高塚小屋
- 起床、身支度、ストレッチ。縦走2日目、スタート時は季節によっては夜明け前のことも。
- 高塚小屋
- 標高1330m (WCあり)
- 7:15縄文杉
- (水場あり)早朝の静寂の中、じっくりと鑑賞できます。天気が好い日はこの辺りで朝食をとります。
- ウィルソン株
- 大株歩道入口
- (水場、WCあり)
- 12:00楠川分れ
- (水場)昼食。天気が好いときは安房川の河原で摂ります。
- 辻峠~太鼓岩
- (手前に水場)宮之浦岳や中心部の山々がはるか遠くに!
- 苔むす森
- (もののけの森)
- 白谷小屋
- (水場、WCあり)
- 16:00白谷広場
- (水場、WCあり)ゴールイン。2日間の大縦走、おつかれさまでした。
- 16:45宿到着
- 4日目
- 里のエコツアー&名産品工場見学
- 8:30宿お迎え
- ツアー最終日。里の自然や島の産業を訪ねます。
- さば節工場見学
- 海の恵と屋久島の豊かな水と森がつくりだす江戸時代からつづく秘伝の製造工程を見学します。
- 永田いなか浜
- 北太平洋でもっともウミガメが産卵に上陸する美しい白砂の浜。
- 西部林道
- 国内最大規模の照葉樹の森。ここはヤクシカとヤクザルのサンクチュアリ。
- 大川の滝
- 落差88m、日本100名瀑の滝。水の島ならではの水量を誇ります。
- 12:00昼食
- 屋久島ガイド協会オススメのレストランでゆったりと美味しいランチをお楽しみください。
- 本坊酒造
- 手作り甕仕込みの芋焼酎。決めてはやはり屋久島の名水。試飲と購入ができます。
- お土産物店へ
- 島の名産品を想い出に。
- 15:00屋久島空港着
- 4日間の屋久島ツアーにご参加いただき本当にありがとうございました。またのご来島をお待ちしています。お元気で!
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催行予定日・ツアー代金(1名様あたり)
現在、募集予定がございません。 ★ご希望の日程がございましたら、お電話・メールにてご相談ください。 -
持ち物・服装・装備チェック
ザック/ザックカバー 日帰りでは容量が25リットルくらいのもの。1泊登山では40リットル以上。
帽子 日よけ用。ツバのついたもの。
冬期はウールなど保温性の高いもの。耳まで隠れるものが良い。
ネックゲイター 首回りを温めることで全身の保温効果が増します。フリース素材がおすすめ。
半袖シャツ(インナー) Tシャツ・ポロシャツ。吸汗速乾性のものが良い。綿製は不適。
ヒートテックは適しません。
長袖シャツ 吸汗速乾性素材のものが良い。
ズボン 伸縮性のあるもの。登山用・ジャージ類。ジーンズは不適。
靴下 厚手のものが良い。
保温性に優れたウールがおすすめ。
登山靴 底のゴムが厚く、足首まで覆うタイプが良い。スニーカーは不適。長期間使用しなかったシューズは歩行中靴底がはがれる場合があります。
雨具(レインウェア) 上下セパレートタイプでゴアテックスなど防水透湿性のあるもの。
折りたたみ傘 雨天時、食事をする際に使用。必需品です。
ストック 登山用ストック。足腰、膝への負担を軽減できます。
手袋 滑り止めのついたものが良い。
ウールやフリース素材のもの。濡れると非常に冷たくなるので、予備も用意。オーバーグローブがあるとベスト。
飲み物 ペットボトル500ml以上。水筒代わりに使用します。
弁当 昼食(お宿でご予約いただきます。)
※宮之浦岳・縄文杉トレッキングの場合、朝のお弁当も必要です。行動食/非常食 塩分・糖分が補給できるおやつ。パン・あめ・チョコなど。
防寒具・着替え 出発時・休憩時の冷え防止。標高100mごとに0.65度下がります。
重ね着しやすい防寒着を数枚用意し、枚数で体温調節する。
ヘッドライトまたは懐中電灯 非常用。秋冬は必需品です。
健康保険証コピー 万一の事故に備えて。
携帯トイレ 常備薬/救急品 ビニール袋 ザックの中の防水やゴミ袋。
ペーパー -
ご旅行条件・他
- ●最少催行人員
- 3名(定員6名)
- ●利用予定宿泊施設
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1日目、3日目:民宿やくすぎ荘、民宿たけすぎ、または同クラス※男女別の相部屋利用となります。※1人部屋を希望の場合はご相談ください。2日目:新高塚小屋(避難小屋)
- ●旅行代金に含まれるもの
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宿泊費 2泊食事代 朝食:3回 昼食:3回 夕食:3回※2日目の朝食と昼食は弁当、夕食は山中食です。※3日目の朝食と昼食は山中食です。トレッキングツアー・ガイド料金送迎料金保険料(国内旅行傷害保険)消費税等
- ●旅行代金に含まれないもの
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屋久島山岳部環境保全協力金:山中での宿泊予定の場合 1人2,000円森林環境整備推進協力金:1人500円
- ●スケジュール、コースは天候などの諸条件により変更・中止になることがあります。
- ●ツアーのご予約は原則、屋久島集合日の5日前まで受け付けております。
- ●最少催行人員に達しないときは、ツアーが中止になる場合があります。中止になる場合は、ツアー集合日の21日前までにご連絡します。